【学生・社会人 必読‼】知っておこう 問題解決のステップ
はじめに
ビジネスにおいても個人の日常においても問題は必ず発生します。
問題発生時にはとかくパニックになったり、どうしていいのか判らず時間ばかり経ってしまうようなことがあるかと思います。
しかしながら、問題解決には先人たちが経験や知恵をもって築き上げてきた問題解決へのアプローチのステップがあります。インターネット上や書籍、あるいは講習や講義などで問題解決に関する情報はあふれていますが、各ステップでの手法や表現の違いこそあれ、大枠での問題解決のステップは本記事の内容とほぼ相違ないものになっていると思います。
どんな場面での問題解決にも基本となるステップですので、判り易い事例などで何回かに分けて紹介していきます。
今回は問題解決ステップの全体像を知ってもらいたいと思います。
問題解決ステップの全体像・流れ (Problem Solving Procedure)
大まかな問題解決のステップを理解しよう
では、問題解決ステップ全体の流れを把握しましょう。
この流れは、常に頭に浮かぶよう実践でも意識・行動して習慣付けましょう。
- 問題定義 (Problem Definition)
- 本来あるべき姿と現状のギャップを定義します。
問題定義が具体性に欠けたり広範な場合は、問題の絞り込みを行います。
- 問題分析・解析 (Analysis)
- 数値化によって各観点から事実を捉え分析します。
分析を踏まえ問題の発生原因の究明・検証などで解析を行います。
- 対策 (Actions)
- 問題解決のための課題を定め、それぞれに対しての対策を立案します。
課題や対策に対して優先度の評価をし、各対策のGo/NoGoの決定をします。
各対策案実施の評価方法と目標を定めます。
- 効果の把握 (Measure)
- 各対策案の実施前と実施後の効果を把握します。
目標達成か否かを判定します。(達成→再発防止へ、否→問題分析・解析へ戻る)
- 再発防止・レビュー (Solutions/Review)
- 再発防止のための歯止めを行います。
問題解決ステップ全体のレビューをし必要な記録を残します。
問題解決のステップの全体像についてイメージ出来たでしょうか?
この流れが頭に浮かぶようになったら、各ステップについての解説記事へと進んでみてください。
次は「問題定義」(Problem Definition)についてとなります。
以上